北斗の先達が継承者争いの決着をつけていたという聖地「北斗練気闘座」。その場所でケンシロウとラオウの最 終決戦が始まった。ユリアの命と引き換えに無z転生を身に着けたラオウは遂にケンシロウと同じ土俵に立つ。 ちゃっかり現場に現れたリン&バットが見守る中、二人は七星点心、天破の構えと持てる奥義の全てを尽くし激 闘を繰り広げるのだった。一方、拳王の部下達はユリアの死より戦いの空しさを痛感し、武器を捨て肉親の愛を 選択していた。結局ユリアを守れなかった海のリハクは自らのダメさ加減に涙しつつも、ユリアの死が世界平和 の為に役立った事を実感する。天空に光り輝く北斗七星を見たリハクはケンシロウとラオウの決戦を見届ける為 、自らも現場に赴こうとするのだった。その頃、ケンシロウとラオウの戦いは膠着状態になっていた。互いに究 極奥義を身に纏った今、他の奥義は使い物にならない。細かい事には拘らず、お互いに無防備で殴りあうガチン コ勝負が展開されるが、不思議にも二人の拳には憎しみがこもってはいなかった。超能力少女リンは殴りあう二 人の中に幼少時代の彼らの姿が見えていた。でも一般人のバットには全く見えていなかった。殴りあいながらラ オウとケンシロウはユリアに初めて会った時の事を思い出す。以下、回想シーン。かつて北斗練気闘座でラオウ はケンシロウに稽古をつけていた。当時のケンシロウは道場に入る事も許されていない小童だったが、ラオウは そんな事にお構い無しにスパルタンな組み手でケンシロウを完膚なきまでに張り倒していた。そんな組み手の最 中、リハクに連れられたユリアが二人の前に現れる。生まれた時から感情を持たなかったユリアであったが、ラ オウのガンつけにびっくりして持っていた手毬を落としてしまう。だが、手毬を拾ってユリアに渡そうとする少 年がいた。ついさっきまでラオウにボコられていた少年ケンシロウである。ケンシロウの優しい瞳を見たユリア は自然と笑顔で答えた。「おおっ!?ユリア様に感情が戻った!!」と騒ぎ立てるリハク。一部始終を見ていた 先代継承者リュウケンは、いずれケンシロウとラオウが天(ユリア)を二分して戦うだろうと予想する。以上、 回想終わり。膠着状態を破るべく己のオーラを最大限に展開するラオウ。だが、ケンシロウの無想の拳はわずか な闘気の乱れも許さない。ラオウのオーラの中に入り、最後の一撃を放とうするケンシロウの瞳には涙が流れて いた。「もはや次の一撃が我ら最後の別れとなろう」とつぶやき、今まで抱いてきた長兄ラオウに対する尊敬の 気持ちを告白するケンシロウ。それを聞いたラオウは覚悟を決め、自らのオーラを消滅させる。遂に二人の決着 の時が来た。全身全霊の一撃を互いに繰り出そうとする所で次回に続く。
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